妊娠39週目に入っても、子宮口は2cmしか開いていなかったので、内診グリグリ（卵膜剥離）をしてもらいました。
その日は少しの出血と軽い腹痛があったものの、それ以上は何も起こりませんでした。
一夜明けて翌日。
なんかいつもよりお腹が痛い・・・気がする！
臨月に入った頃から、生理痛のような痛みを頻繁に感じていたので、
「またいつものか？」という思いと
「昨日グリグリしてもらったから、もしかして…！」という期待と半々でした。
陣痛かどうかわからない
私は陣痛が来たときに陣痛アプリをいきなり使いこなす自信がなかったので、
お腹が痛くなったときにはアプリを起動して練習するようにしていました。
この日も朝の9時頃から痛みの間隔をアプリで計測をしてみました。
いつもならお腹が痛くなるとしばらく痛みが続いて、痛みが引いてからはその日のうちにまた痛くなることは少なかったです。
この日はいつもよりも、時間が短くて頻度が多いような気がしていました。
ただ、痛みの間隔は午前中は20分空いたと思ったら50分間何もなく、10分くらいでまた痛むなど、かなりバラバラ。
病院からは陣痛が10分間隔になってから1～2時間経ったら電話して、と言われていましたが、
陣痛かどうかわからない…！
検診のときに助産師さんからは、陣痛は規則的に痛みを感じるという話を聞いていたので、
たまたま休みだった夫とも、陣痛かな？違うんじゃない？と話していました。
様子をみていると、痛みの強さは変わらないものの、間隔が10分以上空くことがなくなってきました。
10分間隔のタイミングがなく、いきなり5分になったり9分になったりとバラバラの間隔が続きます。
痛みもそこまで強くないし、間隔もバラバラだし、その他の症状もない。
なにより、『陣痛ってもっと感覚的にわかるものなんじゃないの？』と思ったのですが、
陣痛でなくても腹痛がそんなに頻繁にあるのは異常だと思いなおしました。
最後に10分以上間隔が空いていた頃から1時間後に、恐る恐る病院に電話をしてみました。
痛みの経過や、前日に内診グリグリをしたこと、出血があったことなどを伝えたところ…
「先生に診てもらうことはできるので、念のため来てみてもいいですよ？一応、入院の荷物も持ってきておいてください～」とのこと。
完全に「あ、陣痛じゃないんだ」ってなりました(笑)
実際はコレが陣痛で、赤ちゃんもその日のうちに無事産まれてくれたのですが、
後日電話を取ってくれた助産師さんと話すと、声が元気過ぎたのでまだまだかかりそうと思われたそうです(笑)
陣痛じゃないかもしれないけど病院へ行くことに
たとえ陣痛じゃなくても、赤ちゃんになにかあったら怖いので、夫と病院へ向かうことに。
行くまでにいろいろと手間取ってしまったこともあって、どんどん痛みの間隔が短くなっていました。
心なしか、痛みの度合いも増えているような…
移動している間に、痛みは3～6分間隔になっていました（この段階でも間隔はバラバラでした）
その頃には痛みも強くなっており、脂汗をかきながらお腹をさすりまくってました。
夫にも腰を強めにさすってもらい、少しだけ痛みがましになって有難かったです。
（たぶん、病院で過ごしてたらテニスボールの出番）
ただ、「腰をさすって」と言ってるのに、夫がたまに腰をリズミカルにトントン叩いてきて、
痛みも和らがないし、響くし、なんでそんなオリジナル入れてくるん!?ってなりました。
無意識だったらしく、言ったらさすることに集中してくれました。
これから出産をされる方々は、女性は相手にわかりやすいように指示を出して、
男性は指示通りのことを確実に実行するのが良いかと思います(笑)
そんなこんなで病院の前までたどり着けましたが、痛みがある時間は立っていられないほどになっていました。
休憩しながら婦人科へ行き、痛みが治まったタイミングで内診台へ誘導されました。
内診の準備をしてくださっている間にもどんどん痛くなっていき、下から出てきそうな感覚になりましたが、
「コレ、踏ん張ったらあかんやつ！」と思って、ひたすら深呼吸してさすり続けていました。
このときだけは、いきんではいけないと感覚でわかりました。（え、そこ？）
子宮口も開いて、赤ちゃんが下まで降りてきているということだったので、分娩室に移動して、そのまま立会出産をさせてもらえることになりました。
この後、無事に産まれてくれたから良かったものの、あやうく道で…と考えるとぞっとします。
のんびりしていて、赤ちゃんを危険にさらしてしまったことが本当に申し訳なかったです。
病院のスタッフさん達も猛スピードで準備をしてくれて、
助産師さんは「よくたどり着いてくれた…！」と労ってくださり、仏かと思いました。
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